太陽光発電システムの実力を測る目安として、太陽電池モジュールの変換効率があります。
変換効率が高いほど、設置面積が同じでも発電量が多くなります。 また、雨の日や曇りの日の発電量も変換効率の高い製品の方が有利です。ですから、売電量を増やしたい場合は変換効率の高い太陽電池モジュールを選択すると有利です。
ただし、変換効率が高い製品ほど製品価格が高くなる傾向がありますから、バランスを考えて選択することが大切です。
主要メーカーの太陽電池モジュール変換効率
A社 | B社 | C社 | D社 | 東芝 | F社 | |
---|---|---|---|---|---|---|
変換効率(%) | 14.3 | 14.0 | 17.9 | 14.1 | 16.9 | 14.9 |
*1 : 各メーカーの太陽電池モジュールで最も変換効率の高い製品の数値
*2 : セル変換効率では21.5%と東芝がトップ
*3 : 2011年3月31日現在
変換効率が高い製品は1枚あたりの発電量が多いため、必要な設置面積を減らすことができます。東芝なら他社比で最大20.3%も設置面積を減らすことが可能で、屋根にかかる荷重も軽減できます。
ですから、複雑で入り組んだ屋根や小さな屋根でも太陽光発電システムの設置が可能で、選択肢を広げることができます。
1kWhの電力を得るために必要な面積
A社 | B社 | C社 | D社 | 東芝 | F社 | |
---|---|---|---|---|---|---|
面積(m2) | 7.0 | 7.1 | 5.6 | 7.1 | 5.9 | 6.7 |
*1 : 各メーカーの太陽電池モジュールで最も変換効率の高い製品の数値
*2 : 各社が公表している公称再大出力等を参考に算出しています。
*3 : 2011年3月31日現在
裏面接続方式(バックコンタクト方式)を採用し、太陽電池モジュールの表面には電極やハンダが無く、すっきりエレガントな仕上がりとなっています。
SPR-210N-WHT-J
希望小売価格:147,000円(税込)
切妻屋根・寄棟屋根・陸屋根用
公称最大出力 210W
TPV-PCS0400A
希望小売価格:304,500円(税込)
定格出力4.0kWタイプ
電力変換効率94.0%
屋内設置用
自立運転機能搭載
TPV-PCS0550A
希望小売価格:420,000円(税込)
定格出力5.5kWタイプ
電力変換効率94.0%
屋内設置用
自立運転機能搭載
(注1)公称再大出力はは、JIS C 8918で規定するAM1.5、放射照度1000W/平方メートル、モジュール温度25℃での値です。
(注2)パワーコンディショナーの電力変換効率は、JIS C 8961に基づく定格負荷効率です。
(注3)モジュールの変換効率は(モジュール公称最大出力[W]×100)/(モジュール面積[平方メートル]×1000[W/平方メートル])の計算式から算出しています。