設置(施工,取付)までの流れ

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設置について

設置までの流れ

施工業者選定

太陽光発電システムの設置工事は、太陽光発電システムのメーカーは行いません。地域の施工業者を見つける必要があります。

ご計画についての問合わせ

太陽光発電システムは「オーダーメイド」と言うことが出来ます。どのような太陽光発電モジュールを屋根にどのように配置するか、架台を設置する工法はどうするか、いろいろな選択肢があります。
お問い合わせいただいた後、概算の設置費用など、お客様に合ったご提案や費用シミュレーションを行うため、打ち合わせの日程を決めていただきます。

現地調査

当社では、次のような項目で調査を行います。

必要とする発電能力: 1年間の電力使用量がわかると良いので、1年間の電力会社の領収書があると便利です。

日照: 屋根の向き、角度、面積など、屋根にどの程度の日照があるか計算の元になる情報です。家の設計図があれば拝見させてください。

周辺: 設置場所近くにある別の家、立ち木、電柱、アンテナなどの構造物により、屋根の一部の日照がどの程度妨げられるか調べます。

屋根の構造: 屋根に重い物体を設置するので、屋根がその重量に耐えられるのか、屋根を調べます。

屋根の状態: 設置後では対処できない場合があるため、既に雨漏りが有る場合は、設置前にその原因を調べ、正確に対処する必要があります。修理をする必要がある場合は、設置前に対応されることをお勧めします。

その他: 風の強い地域か、家の構造上の問題がないか、メーカーのチェック基準に基づき調査します。

設計

上記の情報を元に、設計を行います。どのような太陽光モジュールを屋根にどのように配置するのか、発電能力が何kWのシステムか、架台をどの工法で屋根に設置するのか、パワーコンディショナーなどをどこに設置するのか、設計します。

設計の結果を文書でお渡しします。

お見積

現地調査の結果をもとに、お客様のご予算、予想される発電量などに応じてお客様に合ったご提案をさせていただき、設置面積と工事費を含めた最終のお見積り金額をご提示いたします。

この時点でキャンセルすることもできます。その場合費用は発生いたしませんのでご安心下さい。また、雨漏りの心配などがあり、太陽光（ソーラー）発電システム設置に不向きの住宅は設置することができませんので、あらかじめご了承下さい。

合計費用を発電量のキロワット数で割って、1kW当たりの価格を計算してみてください。
例えば発電量3kWシステムの合計費用の見積り額が210万円なら、1kW当たり70万円となります。

それが60万円～70万円なら、ほぼ常識的な価格と言うことができます。これを超えるときは、その理由を訪ねてください。
また逆にあまりに安いときは、メーカーの支持手順を順守していない場合がありますので、残念ながらあまり安い場合も要注意です。

ご契約

契約書類にご記入いただき、正式にご契約いただきます。

各種申請

「連携事前協議及び連携申込」「補助金交付申請」等の申請を行います。
補助金の申請書類の説明などもさせていただきますので、ご安心ください。ご不明な点などございましたら、何なりとお申し付け下さい。

補助金の交付決定

交付決定後、設置工事を開始します。

設置工事

工事日程の打合せ: 工事の段取りや、機器の取り付け位置、工事日の打ち合わせを行います。

屋根の修理: 現地調査の結果屋根に修理が必要な場合、太陽光発電システムの設置前に屋根を修理いたします。

施工: 太陽光モジュール設置、電気工事の順番となります。作業期間ですが、各々１日で作業できますので最短2日です。

チェック: 電気測定などを行い、太陽光(ソーラー)発電システムが正しく機能するか検査いたします。施工後はネジ一本の締め方まで「正しい設置条件」「正しい使用条件」で設置されているかを細かくチェックしていきます。
片付け・清掃を行い、工事を完了いたします。

受給契約締結/運転開始

自動的に、発電した電力が余ったら電力会社に売り、不足した分は電力会社から買うために、太陽光(ソーラー)発電システムと電力会社の配線を接続します。
設置工事の後日、電力会社の立会いのもと、電力量計の交換などを行い、電力会社と系統連系することにより、太陽光(ソーラー)発電システムが動き始めます。この日が、太陽光（ソーラー）発電システムの発電開始記念日となります。